2013年9月23日月曜日
066:藁の楯
2013年/邦画
圧倒的採点(10点満点)
6点
この男を殺してください。
孫を殺された大富豪の権力者が、
犯人に懸賞金10億をかけた。
この男を守る価値はあるのか。
SPとして犯人である清丸を警護する大沢たかお、他4名。
誰が裏切り、誰が味方なのか。
目の前に10億があったなら、自分ならどうするのだろう。
仕事を全うできるだろうか。
正義を貫けるのだろうか。
ほとんどの人間が不可能ではないのか。
そんなことを考えさせられる作品だった。
ちなみに原作はビーパップハイスクールの作者。
原作と本作とは流れだけ一緒で、内容めちゃくちゃです。
2013年9月7日土曜日
065:シンドラーのリスト
1993年/洋画
圧倒的採点(10点満点)
9.5点
スティーブン・スピルバーグ監督の初アカデミー賞受賞作品。
第2次世界大戦時のドイツ軍によるユダヤ人大量虐殺が行われていたころ、
彼らを1200名以上救ったオスカー・シンドラーという人の物語。
金儲けのため、安い賃金のユダヤ人を働かせていたシンドラー。
しかし、虐殺の現場を目の当たりにし、次第にユダヤ人たちを救おうという
気持ちが大きくなっていく。
終盤にかけて涙なしには観ることができない。
シンドラーが救った1200人は、シンドラーのユダヤ人と呼ばれ、
現在ではその子孫を含め、6000人にも及んでいるという。
この時代にこんな人物がいたということにびっくりです。
というか、この作品を今まで見ていなかった自分にびっくりです。
これは傑作でしたー
2013年9月6日金曜日
064:野蛮なやつら/SAVAGES
2012年/洋画
圧倒的採点(10点満点)
7点
大麻売買で成功した若者二人。
そして、そのふたりと同時に付き合う彼女。
自由に暮らす3人だったが、あるとき、仲間の首をチェンソーで切り落とす
残酷な動画が送られてくる。
それに絡む大手麻薬カルテル。
しまいには彼女を人質にとられ、どうするんだ。的な。
監督、オリバー・ストーン。
最後にどんでん返しがあるということで、
観てみると、確かにありました。
ただ、そんなんありなのかってオチ。
以上。
2013年9月4日水曜日
063:脳男
2013年/邦画
圧倒的採点(10点満点)
8点
脳男というタイトルにまず惹かれること間違いなしです。
というか、江戸川乱歩賞の受賞作品だったんですね、原作。
ただ、ジャニーズが主人公ということで、
観ることを躊躇してしまう作品である。
しかし、タイトルが勝ってみてしまいました。
よかった…
主人公がほとんど喋らないキャラで。
周りを固めるキャストの皆様がとても良いので、
見ごたえありました。
ちゃんと演技の勉強をしてこられた方々様様です。
それを計算してキャスティングしたんだと思います。
さて、本編ですが、面白いな~と単純に思いました。
殺人ロボットの主人公が、連続爆弾魔と対決します。
まあ、ストーリー的には王道といったところでしょうか。
ただ、勧善懲悪というわけではなく、
むしろその部分をどうのこうの言いたい作品なのだろうと思いました。
正義とは何なのか、悪とは何なのか。
よくある題材ですが、おもしろく描かれていました。
悪は黒い服を着ていたり、善は白い服だったり、
あいまいな部分はグレーの服だったり、
主人公の感情によって服の色を変えていたのかとも思います。
単純に楽しめました。
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