2011年/洋画
圧倒的採点(10点満点)
9.4点
伝説の超能力者シルバー(ロバートデニーロ)、
超常現象を科学で証明する教授マーガレット(シガニーウィーバー)、
その助手トム(キリアンマーフィー)。
豪華俳優陣で構成されているこの映画は、鬼才といわれるロドリゴコルテス監督が制作したミステリー。
配役でだいたい想像つくけど、デニーロの超能力は本物なのか?と
暴きにかかる映画。
監督、超能力きらいでしょ?
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjtfBcdAmBH6z2SRQy5SnoWp9K0iow9kCimkTFy5kEZAJFW-grD9Z7NRXuwsHOthC-7Dy8AODy-6aT0R9pXN2u45NAJ9wcHXcwl4FSaELLx1zIOAduxVNwvOI7_Q3Sc5M_u7A-hkft0yJU/s200/sub1_red-lights_large.jpg)
あんまり期待せずに見たけど、これおもしろい。
色々な伏線がはられているのはわかったけど、
まさかのどんでん返しがラストにあります。
それを言うとすべてが終わるので言いませんが、
なかなかのどんでん返しです。
どんでん返しマニアの自分としては、満足のいく返しかたでした。
作中で何度かでてきたセリフ「雰囲気を盛り上げて大事なことから目を逸らす」と
いうのはインチキ超能力者が使う常套手段なのだと。
監督、まさか、監督…いや、言えない。
さらにレッドライト(警告)というタイトルにも意味が含まれている。
深い。とても深い。
さらに深いセリフが、
「胃の具合が悪い母親に、ある霊能者が、あなたの胃は大丈夫ですよ、軽い胃炎に過ぎませんよ、と言う。それで、母親は安心して、医者に見せるのが遅れてしまう。本当は胃癌で、医者に見せたときはもう手遅れ。僕たちの研究でそういうケースを防ぐことができるとしたら、それでも意味がないと言える?」
深い。
これは助手のトムが生徒のかわいい女の子との会話。
なかなか核心に迫る内容。
うまい監督。
見て損はまったくなし。
もう一回見たいくらい。
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