2010年/邦画
圧倒的採点(10点満点)
7点
「抽選に当たりました!」
前世で大きな罪を犯した主人公が死んでしまい、魂だけになったが、
いきなり天使プラプラにそう言われ、
人生をやり直すチャンスを与えられる。
それは、自殺して死んだ(死んだ瞬間の)男子中学生小林真に乗り移り、
様々な困難を乗り越えていけば、生き返れるというのだ。
なるほど、なるほど。
しかし、この開始5分の段階である異変に気付く。
それはプラプラの声優が話す
関西弁が明らかに不自然であること。
関西いや、大阪人が見たら即ツコッミを入れるであろうレベルだ。
これは狙っているのか、素なのか、疑問を持ったまま話は進んでゆく。
主な内容としては、まさに青春といった感じで
甘酸っぱさ極まりなし。
友情、恋愛、家族、思春期という微妙な年頃の人々を
うまく描いていて、感動する部分もあり、自分的には好きな内容だった。
作中の背景などがやけに綺麗に描かれているのは
カラフルというタイトルからだろうか。
しかし、この映画を見ていく中で、
必ず乗り越えなければならない問題がある。
それは、声優のキャスティングミスである。
最初の5分で感じた疑問は天使プラプラだけに及ばず、
その登場人物のほとんどの声が気になるレベルのものだということ。
物語が終盤に進むにつれ、様々な真実が明らかになり、
なかなか感動的なエンディングへと導かれる。
この映画が伝えたいこと、見たら十分に伝わると思う。
甘酸っぱさ極まりないので。
そして、エンドロールでついにあの疑問の
真実が明らかになる。
声優の名前だ。
宮崎あおい、麻生久美子、南明奈、高橋克美などなど。
なぜちゃんと訓練をつんでこられたプロの声優さんを
キャスティングしなかったのか。
この映画の内容はとても良かっただけに、
それが残念だった。
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自分も同じことを感じました。ストーリー自体には興味があり、レンタルをして観たのですが、声の不自然さから感動などよりも不快感が募り、残念な気持ちでなりませんでした。初心者ではなく、きちんとプロの方にお願いしてリメイクをしてもらいたいと思っています。作品がかわいそうでなりません。
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