2012年/邦画
圧倒的採点(10点満点中)
8.2点
おおかみおとこが存在するという前提で話が進みます。
おおかみおとことは何なのか?
分かりません。
でも、そんなこと関係ないんです。
これは謎のおおかみおとこを愛した女性と、
その間に生まれた二人(二匹)の成長期。
おおかみであることを隠して生きていかなければならない葛藤。
自分は人間なのか、おおかみなのか。
それがこの映画のおおまかなテーマ。
その設定だけで甘酸っぱさ香るものとなっている。
母は二人を人間かおおかみのどちらでも
生きていけるような環境に引越し、それぞれの道を見守る。
姉の雪、弟の雨は、自分が人間なのか、
おおかみなのかで葛藤する。
わかりやすい伏線の数々。
こうなるんだろうなとわかっても、
やっぱり面白かった。
どこかに、おおかみおとこいませんかね。
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