2012年/邦画
圧倒的採点(10点満点)
8点
おそらく前情報無しにこの映画を見た方はこう思っただろう。
「えっ、こんな内容だったの!?」
借金を背負った主人公がたどり着いた職業は運び屋。
しかも運ぶ荷物はやばいもの。
そんな中、伝説の殺し屋である「背骨」を運ぶことになるが、
背骨を逃がしてしまい、代わりに主人公が運ばれることに・・・。
R指定がある理由、分かります。
しかし、特筆すべきはこの映画に出演している
高嶋兄弟のお兄ちゃんである。
お兄ちゃんの演技が尋常じゃなくすごい。
お兄ちゃんの印象が変わった。
役者魂とはこのことか、と言わせんばかりの熱演。
劇中、クライマックスにお兄ちゃんのアイデアでの拷問シーンがあるが、
確実にそんなアイデアが浮かぶお兄ちゃんは変態の最高峰である。
その手の関連会社から今ひっぱりだこなのは目に見えている。
ラストは爽快感があり、とてもすっきりする。
映像もクオリティが高いと思う。
そしてさらに特筆すべきは、この映画の監督は石井克人氏であり、
やはり、生涯のパートナーである我修院達也氏が出演している
ということである。
やはり、やはりといった具合だ。
(011:鮫肌男と桃尻女参照)
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