2007年/邦画
圧倒的採点(10点満点)
8点
サクラの花びらが落ちるスピードが
秒速5センチメートルらしい。
3部の短編アニメで構成されているが、話は繋がっている。
監督の新海誠さんは、最初自主制作で映画を製作していたのですが、
ほぼ一人で製作できるレベルをはるかに超えており、注目を浴びる。
そして、その後何作目かがこの作品。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjlGGvKHg2jHu0-3TFvovkAwig85M0JPvgS0oaMOd488EhKVgQEwZa1C2MKNezFs46qN13MBz4KRoBXYkNXsXg-Q9blG-QKxmWvKzqzq54kGuJ8Yp76xMc72gXxxQ7l0mBF4ZkqTJcSsF4/s200/20110412_2302599.jpg)
設定は違えど、共通して言えるのは哀愁、歯がゆい、欝だということ。
なんか、報われない恋だったり、気持ちだったりの描写を得意としている。
おそらく本人の実体験が基になっていると推測するが、
この作品の主人公は子供のころ好きだった女の子を
良い大人になっても引きずっている。
3年付き合っていた彼女からは
「1000回メールしたけど、心は1センチも近づかなかった」と
超絶うまい別れ文句をいわれてしまう始末。
ずっと心の中にいる女の子。
叶わない恋なのか、どうなのか。
最後は、山崎まさよしの「One more time,one more chance」が
綺麗な描写の中、流れ始め、憂鬱度マックスとなる。
ただ、嫌いではない。
こうゆう、んーーーーーってなる感じ。
ちなみに新海監督は、村上春樹にとても影響を受けているらしい。
納得。
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泣きたくなるほどの感動が、この映画にはあります。
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