2013年11月3日日曜日

069:トランス

 


2013年/洋画(英)

圧倒的採点(10点満点)
7

「スラムドッグミリオネア」のダニーボイル監督作品。

簡単にあらすじを説明すると(ネタバレはしません)、
40億の絵画のオークションが落札された瞬間、強盗が入り、
会場はパニックに。

競売人の主人公サイモンは非常事態の訓練どおり、
絵画を安全な場所へと運ぶのだが、その先で強盗団のリーダーフランクに遭遇。

フランクにスタンガンを浴びせるが、逆に頭を殴られ、記憶喪失に。

フランクは意気揚々と帰り、いざ袋を開けてみるとあるはずの絵画がなくなっていた。

もちろん、隠したのは主人公のサイモンだが、
記憶喪失になっているため、どこにあるのかもわからない。

そんな中、催眠療法を使い、記憶の奥へと入っていくのだが。、
そこには意外な展開が。。。みたいな具合です。









構成はダニーボイルお得意の徐々に事実が明らかになっていく仕組み。
伏線ばっかりです

おそらくこの映画の上映時間内で全てを理解するのは不可能です。
伏線が多いわりに、答えがとってももやもやする感じなので。
というのも、エリザベスという催眠療法士がサイモンを催眠にかけるのですが、
その描写(夢の中?)と現実の区別がつきづらく、だいぶ混乱してくる。
混乱してくると、おいてかれる。
おいてかれると、さらに難解な描写で混乱して、軽くこっちがパニックになり、
眉間にしわが寄ること間違い無しです。














だからまあ、「結末は予想不可能」的なキャッチコピーなんだろうけど。

最初の強盗が入ってくるあたりの映像の感じと、
音楽の感じすごかった!
ただ、ストーリーが進むにつれ、尻すぼみな気がしなくもない。

サスペンスなら答えにつながる手がかりをもっとみせてほしかったなー、
でも、好きな人は好きな映画なんだと思う。



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