2013年3月12日火曜日

017:秒速5センチメートル



2007年/邦画

圧倒的採点(10点満点)


サクラの花びらが落ちるスピードが
秒速5センチメートルらしい。

3部の短編アニメで構成されているが、話は繋がっている。

監督の新海誠さんは、最初自主制作で映画を製作していたのですが、
ほぼ一人で製作できるレベルをはるかに超えており、注目を浴びる。

そして、その後何作目かがこの作品。










設定は違えど、共通して言えるのは哀愁、歯がゆい、だということ。
なんか、報われない恋だったり、気持ちだったりの描写を得意としている。

おそらく本人の実体験が基になっていると推測するが、
この作品の主人公は子供のころ好きだった女の子を
良い大人になっても引きずっている。

3年付き合っていた彼女からは
「1000回メールしたけど、心は1センチも近づかなかった」
超絶うまい別れ文句をいわれてしまう始末。

ずっと心の中にいる女の子。
叶わない恋なのか、どうなのか。










最後は、山崎まさよしの「One more time,one more chance」が
綺麗な描写の中、流れ始め、憂鬱度マックスとなる。

ただ、嫌いではない。
こうゆう、んーーーーーってなる感じ。

ちなみに新海監督は、村上春樹にとても影響を受けているらしい。
納得。

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1 件のコメント:

  1. tsuyosi miyaoka2013年5月20日 20:19

    泣きたくなるほどの感動が、この映画にはあります。

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