2013年7月6日土曜日

055:レッド・ライト



2011年/洋画

圧倒的採点(10点満点)
9.4

伝説の超能力者シルバー(ロバートデニーロ)、

超常現象を科学で証明する教授マーガレット(シガニーウィーバー)、

その助手トム(キリアンマーフィー)。

豪華俳優陣で構成されているこの映画は、鬼才といわれるロドリゴコルテス監督が制作したミステリー。

配役でだいたい想像つくけど、デニーロの超能力は本物なのか?と

暴きにかかる映画。

監督、超能力きらいでしょ?










あんまり期待せずに見たけど、これおもしろい

色々な伏線がはられているのはわかったけど、

まさかのどんでん返しがラストにあります。

それを言うとすべてが終わるので言いませんが、

なかなかのどんでん返しです。

どんでん返しマニアの自分としては、満足のいく返しかたでした。

作中で何度かでてきたセリフ「雰囲気を盛り上げて大事なことから目を逸らす」と

いうのはインチキ超能力者が使う常套手段なのだと。

監督、まさか、監督…いや、言えない。

さらにレッドライト(警告)というタイトルにも意味が含まれている。

深い。とても深い。

さらに深いセリフが、

「胃の具合が悪い母親に、ある霊能者が、あなたの胃は大丈夫ですよ、軽い胃炎に過ぎませんよ、と言う。それで、母親は安心して、医者に見せるのが遅れてしまう。本当は胃癌で、医者に見せたときはもう手遅れ。僕たちの研究でそういうケースを防ぐことができるとしたら、それでも意味がないと言える?」

深い

これは助手のトムが生徒かわいい女の子との会話。

なかなか核心に迫る内容。

うまい監督。

見て損はまったくなし。

もう一回見たいくらい。










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