2012年/洋画
圧倒的採点(10点満点)
9.9点
めちゃめちゃよかった。
名作といっても過言ではないくらい。
ただ、これは個人的にと言う意味で。
この映画は少し変わった構成をしている。
6つの物語を断片的にちりばめられていて、
見ていると混乱してくる。
しかも3時間近くあるので、映画をそんなに見慣れてない人にとっては、
淡々としているし、混乱するので、つまらないと感じ、
さらに眠くなり兼ねないということ。
この映画の良さを理解できないまま放り投げそうな感じ。。。
しかもアメリカかどっかの国の2012年の映画ワースト1に選ばれたらしい。
なんで?と思う。
この映画の監督はマトリックスで知られるウォシャウスキー姉弟。
マトリックスのイメージをもってみると、かけ離れているだろう。
なにせ感動巨編なのだから。
個人的には終始はらはらさせられ、終盤のたたみかけるような
展開には、涙をこらえるのに必死だったくらい。
映画ファンにとっては至極の作品だと思う。
すこし、あらすじなど触れてみたい。
そもそもこの物語は19世紀から24世紀に渡って繰り広げられる
壮大なストーリーだということ。
その6つの物語は以下の通り。
1892年、弁護士のアダム・ユーイング(ジム・スタージェス)は
拷問を受けていた奴隷の男を見ていた。
1931年、音楽家のロバート・フロビッシャー(ベン・ウィショー)は
とある著名な作曲家に師事する。
1973年、女性記者のルイサ・レイ(ハル・ベリー)はエレベーターに乗り合わせた
初老の男・ルーファス・シックススミス(ジェームズ・ダーシー)から思いもよらぬことを聞く。
2012年、編集者のティモシー・カベンディッシュ(ジム・ブロードベント)は、
作品のヒットに喜ぶに喜べない事態に陥いってしまう。
2144年、クローン少女のソンミ451(ペ・ドゥナ)は
同僚の女性にとある映画を見せてもらう。
2321年、島の男ザックリー(トム・ハンクス)は崩壊した文明で懸命に生きていた。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg_MGahmyP-qicoAAR0CAii42njNap1Ami5cvZtoN17PMTUXplCbi0WNn3c7u5kBaulw4yHHI5W7kV3PG9kBt_vqmIbNCUjzXKApcfED845d1iI7Sam2tv751ryI1NX88ZcY6ReChSQSyo/s320/121022_cloudatluce_main.jpg)
この6つの物語が断片的に、少しずつ進んでゆく。
そして、遠い昔に行われていたこと、もの、
それが時代を超えてつながってゆき、
それぞれの結末へと向かってゆく。
ただ、混乱する。
何の時代なのかとか、これ誰やっけ?とか。
1回見たくらいでは到底理解できないくらいのあらゆる要素が盛り込まれている。
あれ?って思うところもしばしば、しかし、ちりばめられた伏線を考えていると
話に置いてかれる。
だから見ながら疑問に思ったことに関しては深く考えずに、
とりあえず、単純に映画を楽しもうと思ってみた。
だからあと2・3回みたら全ての謎が繋がりそう。
そんな深い物語。
そしてさらに驚いたのはエンドロールの最初のおまけ。
何かとは明記しませんが、
これがあったことでこの映画のすごさを実感させられた。
そうゆうふうにも繋がっていたのかと。
謎を解く鍵はどうやらそのへんにあるのかと。
いや、名作、大作ですこれ。
DVD出たら買います。
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