2012年/邦画
圧倒的採点(10点満点)
9.7点
「眼を、そむけるな」
というキャッチ。
まさに。そむけたくなる内容。
ジョージ秋山氏の1970年の漫画を映画化したもの。
当時この漫画は社会問題にまで発展したらしい。
なぜなら、これは人肉食の描写があるから。
ただ、それは変態的な意味ではなく、
時代的な意味で。
物語の時代背景は、応仁の乱らへんの飢餓の時代。
そんな時代に赤ん坊が産み落とされる。
しかし、食べ物もない時代。
その赤ん坊を焼いて食べようとした母親が
寸前で思いとどまったのに、
赤ん坊を置いて逃げてしまう。
そして8年後。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgRa8v6oTzxKe3bv_HNf8GXc-bX8AM3fu4KcWhaPgmUj_RXFauWrssprV5riQGq76LdyiQTFLdM-Dw5sOIAQylrshL9rw-NIsyHvECjFvRdq6Zfo1oVfJDAyBzluRYll3r5dPdF5xM13pM/s320/e829f_97_N0043646_l.jpg)
たくましくなりました、めでたしめでたし。
ではなく、人を殺して食べていくしかない少年。
まさにケダモノ。
そんなケダモノがなんやかんや人とふれあい、
色んな感情が芽生えてゆく話。
ただ悲しい話。
えぐい描写や、ダークな話が好きな人には超おすすめです。
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